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男はつらいよから見た岩波書店
さくらの夫。満男の父。岡山県高梁市生まれ。ドラマ版と映画版では設定が大きく異なる、ドラマ版では町医者で、寅次郎が恩師・坪内先生(東野英治郎)の家を訪ね、先生宅で飲み食いが過ぎ博の働く病院に担ぎ込まれる、それがきっかけで見舞いに来たさくらと出会い恋愛結婚をする。眼鏡にスーツ姿の厳格な見た目なのに対して寅次郎に常に謙っている。なおこのドラマ版の博の設定は『続・男はつらいよ』の藤村薫(山崎努)に設定が引き継がれる。映画版では父親は大学教授で、博自身は家庭環境としては高等教育を受けられる立場にあったが、父親と対立し高校を中退して家出したことで機会を逸し、新宿でくすぶっていたときにタコ社長と出会い、印刷工場の職工として生計を立てる。主任技師の立場にあり、独立を考えて退職しようとしたことがある。妻のさくらとは恋愛結婚。会社の寮からさくらの部屋が丸見えで、さくらに思いを馳せていた。当初寅次郎には「大学を出ていない」という理由でさくらとの結婚を反対されていた。結婚後は寅次郎を「兄さん」と呼び唯一謙虚で常に謙っているが、寅次郎が茶の間で暴れたときには柔道の技で押さえ込むことができる唯一の人物。博識で、寅次郎に時折知的な助言をする。岩波書店の『世界』や労働問題の雑誌を抱えていることが多い。息子の満男には必要以上の期待をかけている。焼きなすが好物。喫煙者。(男はつらいよ フレッシュアイペディアより)
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