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益川敏英から見た国民投票
平和運動にも意欲的に取り組んでおり、2005年には「九条科学者の会」呼びかけ人を務めている。朝鮮日報によると「軍隊保有禁止と交戦権放棄を規定した憲法9条だけについて国民投票をすれば絶対に否決される。日本国民は憲法9条変更に賛成するほどばかではない」と述べたとされる。。2015年7月、自身も参加する「安全保障関連法案に反対する学者の会」で安倍晋三とその内閣に退陣を求めた。同月に没した鶴見俊輔を偲んで11月に開かれた講演会でも「安倍首相は日本が戦争ができると言っているが、憲法は絶対にそう読めない」「憲法前文は涙が出るほど美しい。そこにこそ日本の生きる道が書かれている」と発言。(益川敏英 フレッシュアイペディアより)
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益川敏英から見た大学院
外国語は大の苦手で、大学院入試では数学と物理学は満点であったものの、ドイツ語は完全白紙で英語も散々な成績だったため、入試委員会で合格を認めるかどうか問題となったという。外国の学会への招待は多いが、英語を使うのが嫌なために全て断ってきており、もっぱら共同研究者の小林が海外での学会出席や講演を担当していた。論文については英語で書かざるを得ない場合があるが、それについても非常にスペルミスが多いという。なお、英語で論文を発表する際は、名前をローマ字(ラテン文字)転写しなければならないが、訓令式あるいはヘボン式の「Masukawa」ではなく、「Maskawa」という署名を好んで用い、国際的にも「Toshihide Maskawa」の名で知られている。(益川敏英 フレッシュアイペディアより)