
谷村城から見た相模国
戦国時代の甲斐国では守護・武田信虎と有力国人・他国勢力である駿河国の今川氏・相模国の後北条氏との抗争が行われており、都留郡では越中守信有が信虎や今川氏・後北条氏と抗争を繰り広げていた。『勝山記』によれば、永正15年(1518年)5月には武田氏と小山田氏・今川氏の三者の間で和睦が成立する。越中守信有は信虎の妹を室に迎えて武田氏に対する従属を強め、『勝山記』に拠れば、永正18年(1521年)2月18日に武田信虎は船津(富士河口湖町船津)において小山田家臣・小林宮内丞の屋敷を訪問し、翌日には中津森館を訪れている。(谷村城 フレッシュアイペディアより)