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大阪国際女子マラソンから見た福士加代子
当初は「アテネ五輪女子マラソン金メダリスト」野口みずきと「長距離トラックの女王」福士加代子との対決で注目されたが、本番4日前に野口が故障欠場すると大会事務局が発表した。レース当日は過去数年間で比較的天候が良好で、好記録が期待された。序盤から4人のペースメーカーの内3人もいなくなるほどのハイペースで進み、22km過ぎの折返し地点では重友梨佐と福士の一騎討ちとなった。しかし27km手前で福士が脱落し、重友の独走状態になる。結果重友が日本女子歴代9位の好タイムで優勝を果たし、ロンドン五輪代表最有力候補となり、3月12日の理事会で正式に五輪日本代表へ選出された。福士は4年前の大阪国際と同様に、再び後半で失速してしまい9位(当初・のち8位)に終わる。なお5位(当初・のち4位に繰り上げ)に入った嶋原清子は、この大阪国際を最後に第一線から引退となった。(大阪国際女子マラソン フレッシュアイペディアより)
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2016年のスポーツから見た福士加代子
【陸上競技】 リオ五輪代表選手選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンで、福士加代子(ワコール)が2時間22分17秒で優勝。日本陸上競技連盟(以下日本陸連と表記)が定める派遣設定記録(2時間22分30秒)を上回り、代表をほぼ確実にした。しかし「代表内定がもらえなかった」として3月13日に行われる名古屋ウィメンズマラソンにも参戦することを所属先の監督である永山忠幸が2月2日に表明。その後、2月21日に日本陸連強化委員長の麻場一徳が名古屋への出場を控えるように福士サイドと協議する意向であることを明らかにし、2月25日に一般参加で参戦することが一旦発表されたものの、3月1日に福士側が「総合的に判断して」同大会の欠場を表明した。(2016年のスポーツ フレッシュアイペディアより)
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2013年世界陸上競技選手権大会日本選手団から見た福士加代子
女子マラソンの福士加代子が銅メダルを獲得。女子マラソンの木崎良子、女子10000mの新谷仁美、男子20km競歩の西塔拓己、男子棒高跳の山本聖途、男子ハンマー投の室伏広治、男子マラソンの中本健太郎、男子4×100mリレーが入賞した。(2013年世界陸上競技選手権大会日本選手団 フレッシュアイペディアより)
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2013年世界陸上競技選手権大会・女子マラソンから見た福士加代子
レースは、全チェックポイントを先頭で通過したイタリアの37歳ヴァレリア・ストラーネオによって支配された。エドナ・キプラガトは10キロ地点で先頭集団から30秒近く遅れていた。キプラガトは14キロ地点で先頭集団に追いつき、賈、ワゴイ、キプケテル、メルカム、タデッセ、福士と先頭集団を形成した。先頭集団から最初に賈が脱落、続いてタデッセ、キプケテル、ワゴイが脱落した。25キロ地点で先頭集団から15秒差の5位で木崎が追走していた。30キロ手前で先頭集団から福士が離れた。先頭集団はストラーネオ、キプラガト、メルカムに絞られたが、メルカムは33キロ地点で遅れ、その後福士に逆転された後に棄権した。40キロ地点でキプラガトがスパートしてストラーネオを離し、決着を付けた。世界選手権・女子マラソンにおける2連覇は初めて。14秒差の2位にストラーネオが続き、2分01秒差の3位に福士が入った。(2013年世界陸上競技選手権大会・女子マラソン フレッシュアイペディアより)