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競走馬から見た馬場状態
競走馬の中には降雨や降雪によって悪化した馬場状態(不良馬場と呼ばれる)での競走を得意とするものがいる。そのような競走馬を道悪巧者、重巧者、不良巧者などと表現する。また、馬場状態がよくとも芝が踏み荒らされているなど、悪条件での競走を得意とする競走馬もいる。逆にこのような不良馬場や荒れた馬場を苦手とする馬も多く存在し、グレードワン競走を多数勝利するような超一流馬でも、不良馬場では力を発揮出来ずに格下相手に惨敗することも珍しくない。このような馬場状態に関する適性については、蹄の形状・馬自身の性格(泥などが顔に掛かるのを嫌うなど)・走法等が影響していると言われ、不良馬場を得意・苦手とする血統も存在する。一般に芝の場合、馬場が悪化すると"脚抜け"が悪くなってより多くのパワーが必要とされ、走破時計が遅くなる。逆にダートの場合は馬場が悪化すると"脚抜け"が良くなり、より多くのスピード・瞬発力が必要とされ、走破時計が速くなる。(競走馬 フレッシュアイペディアより)
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競走馬から見たブタ
これらの牧場では、乳牛・肉牛・綿羊・肉豚などと並び、乗用馬、貨車用馬、農耕馬など様々な目的で様々な品種の馬が輸入され、血統のはっきりしない在来種、洋種(前述の濠サラなど)、血統のはっきりしているアラブ、アングロノルマン、アングロアラブ、ギドラン、ハクニー、トロッターらに混じってサラブレッドが繋養されているといった状態で、これらの交配によって雑種も生産された。この時代にはサラブレッド種牡馬・種牝馬の数が絶対的に不足していたこともあり、競走用のサラブレッドの生産が本格化するのはもう少し先のことで、さまざまな種の雑種の生産や育成を通じて西洋式の馬産の方法技術を模索していた時期と言える。(競走馬 フレッシュアイペディアより)
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競走馬から見た芝
日本では芝とダート、2種類のコースによってレースが行われる。芝コースを得意とする競走馬を芝馬、ダートコースを得意とする競走馬をダート馬という。どちらのコースも得意である場合は芝ダート兼用、あるいは万能などと表現される。近年の日本では競走馬を芝あるいはダートの一方に絞って出走させる傾向が強く、芝・ダート両方でグレードワン競走を勝利するような万能馬は稀である。万能馬の例としてはアグネスデジタル(芝で天皇賞(秋)等、ダートでフェブラリーステークス等を勝利)などが挙げられる。また、芝コースでの成績が伸び悩んでいた馬が、ダート転向した結果適性が見出されて大成するというケースも少なくなく、中にはホクトベガ、アドマイヤドン、カネヒキリのように、ダートのトップホースにまで上り詰める事例もある。(競走馬 フレッシュアイペディアより)