-
オホーツク海南部深発地震から見た緊急地震速報
2012年8月14日12時1分11.0秒、最初の地震波を稚内市恵北で観測した。その1.5秒後には、この観測情報を元に緊急地震速報の処理を開始した。稚内市での最初の地震波の観測から4.3秒後の12時1分15.3秒には、緊急地震速報の第1報が発表された。7.3秒後の12時1分18.3秒には、宗谷地方北部で震度5弱程度の地震が予測され、予想震度が一般に緊急地震速報を発表する警報基準を超えたことから、第2報で警報が発表された。(オホーツク海南部深発地震 フレッシュアイペディアより)
-
緊急速報メール (イー・アクセス)から見た緊急地震速報
緊急速報メール(きんきゅうそくほうメール)とは、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、地方公共団体が発信する災害・避難情報などを受信することができるソフトバンク・Y!mobileブランドのタイプ2および旧・イー・アクセスのLTE通信スマートフォン向けサービス。携帯電話の利用者は通信料、情報料ともに無料。2013年3月7日より配信開始。(緊急速報メール (イー・アクセス) フレッシュアイペディアより)
-
強震観測網から見た緊急地震速報
運用開始当初は、一定以上の震動を検知した場合に観測点の機器は自律的にデータセンターに観測データを送信する方法を採用していたが、観測点毎にデータの記録開始時間が異なるため、地震波の弱まる遠地では記録開始時刻がP波到達時刻以後になる事もあった。また、複数の観測点のデータをまとめて処理を行う際には開始時間を揃えるために余分な処理が必要となっていた。この様な状態を解消するため、2008年3月17日以降は、Hi-netで得られたデータを着未着法で処理し即時推定された震源情報を元に、地震波が到着する前にHi-net回線を通じ遠隔で一斉に記録開始のトリガーをかけ観測情報のセンターへの観測データ送信を開始するセンタートリガー方式に移行した。このデータを着未着法などで処理するシステムとして同様な物に緊急地震速報がある。(強震観測網 フレッシュアイペディアより)
-
日本における地震対策と体制から見た緊急地震速報
地震が発生したのを即座に関知し日本中に知らせる地震警報システムとして、緊急地震速報がある。震源に最も近い地震計がP波(初期微動)を感知するとそれを気象庁に伝え、気象庁は予想される地震の規模や震度4以上の揺れに見舞われる地域を自動計算して直ちに日本中に緊急地震速報を発信する。これにより、S波(主要動)が到達する数秒から数分前には地震発生を知ることができる。2004年2月に一部地域での試験運用が始まり、2006年5月に先行提供開始、2007年10月からは一般に向けての提供とNHK・民間放送局での緊急地震速報の放送、および全国瞬時警報システム(Jアラート)の運用が開始された。。文部科学省は、2012年度(平成24年度)からの3年間で、国公私立の幼稚園と小中高校約5万2千校に緊急地震速報の受信端末を整備している。携帯電話やスマートフォンで速報を受信するサービスとしては、2007年12月にNTTドコモがエリアメール、2008年3月にauが緊急速報メールの提供を開始し、他会社も追随した。防災行政無線が緊急地震速報を住民に知らせている市区町村もある。直下型地震の場合は緊急地震速報の受信が間に合わないこともあるが、主要動が到達する前に、室内なら机の下などの安全な空間に入ったり、屋外では看板やブロック塀の側から離れたり、自動車の運転中であればゆっくり減速するとともにハザードランプで周囲に注意を促すといった対応をとることができる。(日本における地震対策と体制 フレッシュアイペディアより)
注目ワード
関連サイト
キーワード一覧