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八重子のハミングから見た老老介護
『八重子のハミング』(やえこのハミング)は2016年の日本の映画。原作者の陽が萩ツインシネマの運営に関わっていた縁で親交があった佐々部清が映画化を熱望し、陽の同級生らで組織した製作支援萩実行委員会が資金を集めて、ロケ地でもある地元の山口県内では劇場のブッキングも佐々部が自ら行い映画化を果たした。また、佐々部は製作した経緯や理由について「10年くらい前に脚本を書いて、4年くらい映画会社を回ったが、結局ダメで、3年前から自分でやり始めた。老々介護の年齢が年々、あがっていく中、僕の母も認知症が始まった。こういう現実をちゃんと考えてもらわなければ、と思ったから。」と話している。升毅が芸能人生42年目にして映画初主演を務めた。2016年10月29日より山口県で先行上映され、2万5000人以上の動員数を記録した。2017年5月6日より全国公開され、小規模上映ながらもぴあの映画初日満足度ランキングで1位を獲得。公開初日時点では上映館数8館だったが、その後は徐々に上映館数を伸ばし、2017年9月8日時点では当初の目標だった全国30館を大きく上回る88館に達し、更に口コミで全国に評判が広がり2017年10月21日時点では上映館数累計103館にも及んだ。(八重子のハミング フレッシュアイペディアより)
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介護から見た老老介護
日本の介護観は、従来「両親は息子(特に長男)や親族が面倒をみるもの」という価値観があった。だが、少子高齢化や核家族化の進行、医療の進歩に伴い寿命が延びたことにより、介護が「看取り三月」ではなくなったことなどに伴い、介護を行う家族(配偶者や子)の側もまた高齢者であるという「老老介護」の問題も浮かび上がっており、家族にとってはより重い負担となっている(著名な例では、1999年に当時の高槻市の市長・江村利雄が、妻の介護と公職の両立が出来ない事を理由に市長を辞任して議論となった)。老老介護の苦労や負担に耐え切れず、介護する子が親を殺害する(しばしば『介護疲れ殺人』などと報じられる)などの犯罪にも繋がっている。(介護 フレッシュアイペディアより)
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よろこびのうた (漫画)から見た老老介護
『よろこびのうた』は、ウチヤマユージによる日本の漫画。『イブニング』(講談社)の2016年6号(2016年2月23日発売)から2016年15号(2016年7月12日発売)まで連載された。全10話。老夫妻が火葬場で心中したという現実の事件である福井火葬場心中事件をモチーフとした作品。限界集落で心中した老夫妻、その事件を追う青年記者、現地の住民たちの物語であり、限界集落における人手不足、耕作放棄、児童虐待、認知症、老老介護といった平成期の日本が抱える社会問題が盛り込まれている。(よろこびのうた (漫画) フレッシュアイペディアより)