
ネコブカビ類から見たアブラナ
ネコブカビ属(Plasmodiophora)は、1877年にキャベツの根こぶ病の病原体としてボロニンに発見された。この種 P. brassicae は他にアブラナやダイコンなどのアブラナ科植物の根に寄生し、根の肥大と異常な枝分かれを引き起こし、次第に地上部の発育にも悪影響を及ぼす。この菌は休眠胞子で土壌中で何年も生き延びるため、根絶が難しい。また、アブラナ科の雑草や、それ以外の若干の植物にも寄生することが知られており、そこで生き延びて感染源となる可能性も指摘されている。(ネコブカビ類 フレッシュアイペディアより)