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奥山和由から見た行定勲
和由は常にアメリカ型プロデューサーと言われたが、その象徴的事件として『RAMPO』監督解任劇があった。当初、NHKのディレクター・黛りんたろうに監督を依頼。しかし完成した作品を観て、撮り直しを要求。それを黛が拒否したため、奥山自身の監督による別バージョンを製作し、2つのバージョンの同名タイトルの作品を同時公開するという暴挙に出た。当時は大変な話題となりヒットはしたものの、強引さを批判する声が上がった。行定勲ら多くの新人監督にもチャンスを与え、北野武に監督デビューのきっかけを与えたとして評価する声もある。一方松竹は『RAMPO』をはじめ多くの奥山プロデュース作品のDVDを発売せず、また奥山プロデュース作品を松竹直営や系列館にもかけないなど絶縁している。(奥山和由 フレッシュアイペディアより)
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