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周知の埋蔵文化財包蔵地から見た遺跡
周知の埋蔵文化財包蔵地(しゅうちのまいぞうぶんかざいほうぞうち)とは、「地中に埋蔵された状態で発見される文化財(=埋蔵文化財)」を包蔵(内部に含んでいる・包み隠している)する土地、またはその範囲のこと。法律用語だが、考古学用語上のいわゆる「遺跡」に最も近い概念である。(周知の埋蔵文化財包蔵地 フレッシュアイペディアより)
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相 (考古学)から見た遺跡
相(そう、、)は、考古学の学問的方法によって把握された文化的文脈ないし枠組み、内容の理論的な縮図、遺跡を見たときに層位的にも遺構の集合やそれに伴う遺物が同時期の文化的な広がりとして把握しうる理論的な状態のことを言うが、一般的に考古学上の用語として、土器など遺物の器種、形式の組み合わせ(アッセンブリッジ;assemblage)などによってその時代の特徴を様相としてとらえた(時期)区分名として使われる場合が多い。遺跡を「期」(era,period)や「段階」(stage)などの時間軸を表す時期区分とことなり、一遺跡の遺構や遺物が表す文化の様相を時系列順に配列することによって、結果として時期区分の名称となる。(相 (考古学) フレッシュアイペディアより)
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ボロブドゥール寺院遺跡群から見た遺跡
ボロブドゥール寺院遺跡群(ボロブドゥールじいんいせきぐん)は、インドネシアのジャワ島中部にある仏教寺院の石造遺跡群で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)の一つ。(ボロブドゥール寺院遺跡群 フレッシュアイペディアより)
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金属器から見た遺跡
特に利器としての鉄器は、使用頻度の高い実用品であり、損耗や腐食の度合いの著しい生活必需品であったことから、その都度リサイクルされたものと考えられる。したがって、威信財などとして墓に副葬されたものを除くと、実際には、遺跡からの出土量を使用量が大きくうわまわっていたことが指摘できる。遺跡によっては金属器がまったく出土しないこともあるが、それはそこで金属が使用されなかったことを意味しない。出土量が実際に用いられた量にくらべ格段に少ないため、金属器そのものの型式学的研究や編年作業は遅れており、金属器による遺構・遺跡の年代決定はなおのこと難しい。逆に言えば、製鉄遺跡をはじめとする生産遺跡の営まれた時期の年代特定も、土器や陶磁器の出土がなければ難しいことを意味している。(金属器 フレッシュアイペディアより)