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2017年のJ1リーグから見た鄭大世
一方、J1残留争いでは、第28節終了(残り6試合)の時点で13位清水・14位札幌・15位広島・16位甲府・17位大宮・18位新潟の6チームに絞られており、この中でFWラファエル・シルバやMFレオ・シルバなどの主力選手が抜け、開幕10節でわずか1勝(2分け7敗)しか挙げられず、シーズン早々に招聘したばかりの三浦文丈を解任し呂比須ワグナーを招聘するも第13節から16試合未勝利(4分け12敗)を喫するなどシーズン終盤まで低迷から抜け出せなかった新潟が第32節で他会場の結果により16位以下が決定した一方で、札幌は残留を争う清水を下して16年ぶりのJ1残留が決定(最終的に仙台・FC東京を抜いて11位まで浮上)。翌第33節には、FW佐藤寿人の移籍、MF森崎浩司の引退でチームの大黒柱が抜け、世代交代がうまくいかず森保一の退任もカンフル剤とならなかった広島がFC東京を下してなんとか残留を決め、一方で前年5位ながらもMF家長昭博やMF泉澤仁といった主力選手流出の穴を埋めきれず、シーズン2度の監督解任や夏の補強も実らず、この日残留を争う甲府と引き分けた大宮の17位以下が確定。最終節は大黒柱FW鄭大世の長期離脱などもあり残留争いの直接対決でことごとく星を落として最後まで残留争いから抜け出せなかった15位清水と、吉田達磨を招聘しカウンター重視の戦い方からの脱却を図ったものの、多数補強した外国人選手がなかなかフィットせず、チームとしての決定力不足が著しかった16位甲府の争いとなったが、清水がアウェイで神戸を下し(広島が柏に敗れたため14位に浮上)、甲府がホームで仙台に勝利するも清水に届かず、清水の残留と甲府の16位(降格)が決まった。なお、J1昇格チームが3チーム揃って残留を決める(1年でのJ2再降格無し)のはJ1とJ2の入れ替えチームが3チームになった2005年以降で初めてである。(2017年のJ1リーグ フレッシュアイペディアより)
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関塚隆から見た鄭大世
2016年、開幕から第8節まで、第2節終了時に一旦10位となったのを除き1桁順位をキープ、第8節終了時でもプレーオフ圏内の6位だったが、第9節レノファ山口戦で敗れ10位に転落して以降、プレーオフ圏内の6位以上に戻す事が出来ず、第11節から第19節まで9試合負けなし(3勝6分)だったものの順位は8位から12位の間を推移、第20節から3連敗、その後1勝1分で迎えた7月24日、第25節対清水戦で、前半27分までに0-2とされた所から84分までに3ゴールを挙げ逆転したものの、試合終了直前からアディショナルタイムの5分間に2ゴールを与え再逆転を許し敗戦、翌7月25日、成績不振のため解任された。清水戦で決勝ゴールを決めたのはかつての愛弟子である鄭大世だったため、鄭大世は自身のTwitterで「関塚監督の解任に目を疑いました。 皮肉にも僕のゴールで引導を渡す形になってしまい胸が痛いです」と率直な心境を明かし、決勝ゴールについては「それなら昨日じゃなくてもよかったけど勝負の世界なので相手を気遣う余裕はなくそれは関塚監督が一番わかってくれてると思います」と語った。(関塚隆 フレッシュアイペディアより)
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