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酔いがさめたら、うちに帰ろう。から見た鴨志田穣
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(よいがさめたら、うちにかえろう。)は、戦場カメラマン・鴨志田穣の自伝的小説。2006年11月にスターツ出版から出版された。2010年12月には浅野忠信・永作博美主演で映画化された。(酔いがさめたら、うちに帰ろう。 フレッシュアイペディアより)
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この世でいちばん大事な「カネ」の話から見た鴨志田穣
希望荘の絵里子の隣人。元戦場カメラマンで、『週刊秘宝』の契約カメラマン。中学生の時に戦場カメラマンのドキュメンタリーを見て感動し、バイトして金を貯めて、23歳の時に初めて戦地に赴く。だが、爆撃音と死んでいく人々に怯えながら、放浪しているうちに被災地にたどり着き、子供たちと交流する中で生きている人間を撮りたいと思うようになる。5年前に“奇跡の一枚”といわれる写真「戦火の下で」でフォトジャーナリスト大賞を受賞したが、実際は鴨田でなく、被災地の子供にカメラを貸した時に偶然撮れた写真である。そのため、大賞受賞後は期待されればされるほど、後ろめたさとプレッシャーで戦場カメラマンを続けられなくなった。“奇跡の一枚”のことを忘れようとして、真実を話さないことを正宗に責められ、『週刊秘宝』の存続と自分が前に進むために、自身をネタに漫画に描くよう、これまで撮ってきた写真や戦地での日記を絵里子に託した後、アパートにあった家財道具を売り払って旅費を作り、撮りたい写真を撮るために旅に出る。戻ってきた後、絵里子にプロポーズし結婚するが、6年後、愛媛で撮影していた農家の老夫婦の孫が道路に飛び出したのを庇ってトラックに撥ねられ事故死した。両親は生まれてすぐに亡くなっている。西原の元夫であった鴨志田穣のポジションにあたり、絵里子の東京での初めての友達として、金角(現ゲッツ板谷)のポジションも兼ねる。(この世でいちばん大事な「カネ」の話 フレッシュアイペディアより)
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