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世良公則&ツイストから見た野口五郎
世良公則&ツイスト、Char、原田真二の三組は「ロック御三家」と呼ばれ、それまでの日本のロックミュージシャンと違い、初めて『ザ・ベストテン』などのテレビのランキング番組や歌謡番組、「月刊明星」「月刊平凡」等のアイドル雑誌、「セブンティーン」「プチセブン」などのティーン雑誌やテレビに頻繁に登場・出演した。これがロックとは無縁だったファンを獲得することとなり、それまでのロックバンドにはなかった女性ファンを開拓して、新たな潮流を生み出すきっかけを創り出した。日本語でロックできるアーティストがブラウン管に出てきたことは、日本のミュージック・シーンにとって大きな衝撃だった。ロックをお茶の間に持ち込んだのが彼ら「ロック御三家」だった。世良を見て初めてロックに触れた人も多く、男の子は世良のアクションをマネた。「ロック御三家」のコンサートでは観衆の圧倒的多数は少女で占められた。「ロック御三家」の出現以降、ミーハー向けの雑誌に、かなり専門的な音楽用語が増えた。野口五郎がミュージシャンと言い始めたのは「ロック御三家」登場以降のこと。ロックと歌謡曲の境界線は曖昧なものとなっていく。Charは「俺たちがテレビに出たのが良かったのか悪かったのかは分からないが、要はロックはビジネスになって結果、他のジャンルの音楽と同じヒットチャートに入ってくるようになった」と述べている。当時ジャニーズ事務所でさえ存続の危機を伝えられるほど低迷したアイドル不在の時期に「ロック御三家」はロック・アイドルの時代を創ったのである。(世良公則&ツイスト フレッシュアイペディアより)
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飛んでイスタンブールから見た野口五郎
元々は筒美京平が野口五郎のために作った曲で、野口の音域等を意識しながら完成させた作品だった。しかし仕上がり具合から筒美は「この曲は野口より女性ヴォーカルの方が合ってる」と判断。結局はレコード化されること無いまま、(飛んでイスタンブール フレッシュアイペディアより)