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銃規制から見た銃砲刀剣類所持等取締法
1945年には敗戦の混乱のなかで旧日本軍から盗まれた軍用銃が大量に出回った。1946年6月15日施行のポツダム緊急勅令、銃砲等所持禁止令(昭和21年勅令第300号)によって、狩猟用等を除き民間の銃の所持は禁止されることになった。1950年11月30日にポツダム政令、銃砲刀剣類等所持取締令が施行、1958年に銃砲刀剣類等所持取締法(銃刀法、昭和33年法律第6号)が制定され、1965年の改正で正式名称を銃砲刀剣類所持等取締法と改められ、その後も改正を受けて現在に至っている。軍用銃所持が沈静化して以降は、不法な銃の所持は暴力団や一部の市民の改造拳銃や輸入拳銃が中心となった。(銃規制 フレッシュアイペディアより)
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エアソフトガンから見た銃砲刀剣類所持等取締法
日本で使用できるエアソフトガン(遊戯銃)はパワーが0.989J(6mmBB弾使用モデルの場合)以下であり、それを超える威力を持つものは、準空気銃として扱われ、銃刀法違反として取り締まられる。と各社のHPに言われているが、それはBB弾が厳密に直径6.000mmであった場合の話。実際にはもう少し直径が小さくないとインナーバレル内で詰まってしまうので、5.95±0.01mm等各社で大きさが違う。この僅かな寸法の差を考慮して厳密に5.950mmのBB弾で計算すると、パワーの規制値は0.9731Jと僅か0.05mm小さくなっただけでも影響が出る。法が規制値をBB弾の大きさで決める式にしているからである。6.000mmのBB弾は目詰まりする為作られていないので、0.989JまでOKと判断するのは誤り。実際には0.97前後までと、使用するBB弾の大きさを正確に測定して考慮しなければならない。(エアソフトガン フレッシュアイペディアより)
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軽犯罪法から見た銃砲刀剣類所持等取締法
刃渡り15cm以上の刀(日本刀を指す)・剣等(両刃の刃物を指す)は銃刀法3条により所持が禁止されており、刃体の長さが6cmを超える刃物(カッターナイフやはさみなど)は同法22条により携帯が禁止されているため、本号は原則として6cm以下の刃物等(刃渡りの短い剃刀やアーミーナイフなど)について適用があることになる。また、「隠して」という文言があるため、ベルトに装着したり、キーホルダーなどにぶら下げるなどして(他者から見える形で)公然と携帯していれば軽犯罪法違反に該当しないこととなる。しかし、その一方で多くの道府県の迷惑防止条例では、「何人も、公共の場所又は公共の乗物において、正当な理由がないのに、刃物、鉄棒、木刀その他人の身体に危害を加えるのに使用されるような物を、公衆に対し不安を覚えさせるような方法で携帯してはならない。」と規定されているため、一概に合法とまでは言い切れない。(軽犯罪法 フレッシュアイペディアより)
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AKB48握手会傷害事件から見た銃砲刀剣類所持等取締法
犯人は青森県十和田市に住む、発達障害の診断を受けたことがある当時24歳の男。2014年1月に仕事を失っており、犯行動機はテレビでAKB48を見て「収入が多い」「自分とは正反対」などと不満に思ったことであった。5月に岩手県でAKB48の握手会が行われることを知った男は、その参加券を入手し、自宅ののこぎりにカッターナイフの刃を貼りつけるという改造を加えた。こののこぎりを持って握手会に参加し、参加者の列が短かったレーンを狙って犯行に及んだ。男は逮捕後、精神鑑定が行われた。その結果責任能力が問えると判断され、傷害罪および銃刀法違反罪で起訴された。(AKB48握手会傷害事件 フレッシュアイペディアより)