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阿部和重から見た三島由紀夫賞
1994年、『アメリカの夜』(原題『生ける屍の夜』)で第34回群像新人文学賞小説部門を受賞しデビュー。同一人物である語り手と主人公が分裂し、小説内で絶えず自己言及をしていくという設定の作品であり、作品冒頭では柄谷行人の評論『探究I』のパロディーを行った。同年の第111回芥川賞候補、翌年の第8回三島由紀夫賞候補ともなった。1995年、『ABC戦争』と『公爵夫人の午後のパーティ』を発表する。これら初期の作品は蓮實重彦などの文芸評論の影響が強く、記号や数字、文字といった形式そのものへの意識を前面に押し出し、長大な文体を志向しており、対談でもしばしばそのことに言及している。1996年、『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員となってからは、映画評論にも携わるようになる。(阿部和重 フレッシュアイペディアより)
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阿部和重から見た山形県立楯岡高等学校
1968年、山形県東根市に生まれる。実家はパン屋。斜向かいに映画館があり、小学生の頃、夏休みや冬休みに映画館のなかで一日中遊んでいたという。山形県立楯岡高等学校を2年生の時に中退し上京、映画監督を目指して日本映画学校に入学する。1990年に卒業し、演出助手として勤めたあと、フリーターを経て執筆活動を開始する。(阿部和重 フレッシュアイペディアより)
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阿部和重から見たカードキャプターさくら
テレビアニメ版『カードキャプターさくら』のファンを公言し、『ニッポニア・ニッポン』では同作品の主人公の名前をもじった「本木桜」を、またテレビアニメ『おジャ魔女どれみ』のヒロインの一人・瀬川おんぷをもじった「瀬川文緒」を登場させている。(阿部和重 フレッシュアイペディアより)