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領土問題から見たクリミア半島
クリミア半島:元はソ連のロシア・ソビエト連邦社会主義共和国に属する州だったが、1954年にソ連の最高指導者でウクライナ出身だったニキータ・フルシチョフによりウクライナ・ソビエト社会主義共和国に移管された。移管当時はソ連国内での管轄の変更に過ぎなかったため大きな問題にはならなかったが、1991年のウクライナ独立の際にもロシアに戻されなかったことから多数派のロシア人が反発、1992年にはウクライナからの独立を宣言するもかなわず、ウクライナ国内の「クリミア自治共和国」として残留することとなった。しかし、2014年ウクライナ騒乱が起こると、ロシア軍がクリミアに展開し、ロシアの支援のもと独立を宣言した。その後、ロシア編入を問う2014年クリミア住民投票が行われ、圧倒的多数でロシア編入に賛成する結果が出たことから、ロシアと編入条約を結び、ロシアに編入された。2014年現在、ウクライナはクリミアのロシア編入を認めていない。2014年クリミア危機も参照。(領土問題 フレッシュアイペディアより)
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領土問題から見た竹島 (島根県)
竹島(日本・島根県):日本海の南西部、北緯37度15分、東経131度52分に位置する島。日本、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国がそれぞれ領有権を主張している。「竹島」は日本における呼称で、韓国・北朝鮮では「独島(獨島、トクト、??、Dokdo)」、第三国では「リアンクール岩礁()」と呼ばれている。現在は韓国が、「軍国主義時代の日本が強制的に編入した島」であったとの主張の下、領有権を主張し、実効支配している。日本側は過去に何度か国際司法裁判所 (ICJ) への付託を提案しているが、韓国側は「独島に領土問題は存在しない」との見解により、その都度これを拒否している。なお、韓国が日本の保護国となる以前の1889年発行の大韓帝国の教科書には「竹島(独島)は韓国領でない」記述が記され、韓国側の主張には根拠が薄いことが指摘されている。こちらも参照(領土問題 フレッシュアイペディアより)