-
ボリュームゾーンから見たBRICs
BRICsやアジア諸国の一部は、1990年代前後からを目覚しい経済成長を遂げた。これらの国の中間所得層は、2000年時点の2億人から2010年には8億人に成長し、非常に旺盛な消費活動を見せている。これら新興国の中間所得層向けに価格や機能が調整された商品をボリュームゾーン商品という。平成8年度のものづくり白書にも取り上げられた。ボリュームゾーン向けの商品は、設定価格が低く利幅も薄いため、付加価値やブランドイメージを重視する先進諸国の企業は無視することが多かったが、非常に短期間のうちに市場が膨れ上がったため、2000年代後半には戦略的商品を投入する企業も増え、商品開発や新たな市場の開拓において注目されるキーワードとなった。(ボリュームゾーン フレッシュアイペディアより)
-
NEXT11から見たBRICs
NEXT11(ねくすといれぶん、Next Eleven、略称: N-11; "NEXT11"は日本独自表記)は、米投資銀行のゴールドマン・サックス及びエコノミストのジム・オニールが研究論文において、BRICs諸国に次いで21世紀有数の経済大国に成長する高い潜在性があるとした11箇国の総称である。具体的にはイラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、大韓民国が挙げられた。2005年12月12日、同行は投資及び将来成長への有望な前途でこれら主権国家を選出した。2011年末、NEXT11で最も傑出した4箇国であるインドネシア、トルコ、メキシコ、大韓民国のみで、NEXT11全体のGDPのうち73%を計上した。BRICとして提唱されたブラジル、ロシア、インド、中華人民共和国のGDP合計は13.5兆米ドルであった一方、MINTとして提唱されたメキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコのGDP合計は3.9兆米ドルでBRICのGDP合計のほぼ30%であった。(NEXT11 フレッシュアイペディアより)