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HOYAから見た阿部修平
カメラ大手ペンタックスと2007年(平成19年)10月をめどに新会社「HOYAペンタックスホールディングス」を設立し、医療向け事業の拡大やカメラ・レンズの一貫生産体制をはじめとした各事業の統合・効率化を図る方針であったが、ペンタックスの創業家である松本家が鈴木洋のカメラ事業を転売を示唆させる発言に激怒したことを背景にして、2007年(平成19年)4月にペンタックス側の経営陣が合併反対に動いたことから計画は白紙撤回された。これを受けて、HOYAは友好的買収による子会社化を発表。当初ペンタックス側はこれを拒否し、単独での経営を目指した中期経営計画を発表したが、阿部修平率いるスパークス投資顧問やフィデリティなどの大株主と資本市場に評価されず、結局5月22日、株式公開買付 (TOB) による買収の受諾を通知した。これにより、HOYAは、7月3日からTOBを開始、8月6日までに90.59パーセントの株式を取得し、8月14日にペンタックスを連結子会社としたが、経営陣の鈴木洋らは身内であるはずのHOYA創業家の一員である山中裕からも、買収価格の不適切さや手続きについて日経ビジネス2007年5月28日号上で強い批判を受けた。(HOYA フレッシュアイペディアより)
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HOYAから見たアプリケーションサービスプロバイダ
マスクブランクス・半導体素子製造用フォトマスクなどの半導体部門、HDDプラッタなどのディスク部門、メガネやコンタクトレンズなどのアイケア部門、眼科医療用の眼内レンズ、内視鏡などのメディカル部門、光学レンズなどの光学部門、情報システム・ASP・カスタマーソリューションなどのサービス部門、等の事業部門を持つ。眼鏡部門は国内トップクラスであるが、海外における市場占有率は高くはない。半導体製造用のマスクブランクス、HDD用のガラス基板事業における世界市場占有率はいずれも70パーセントを超えている。(HOYA フレッシュアイペディアより)