-
つながりの社会性から見た2ちゃんねる
若者論としてつながりを論じたものは、しばしば携帯電話や2ちゃんねるといった新規メディアへのバッシングに結びつく。俗流若者論批判で知られる後藤和智は、北田の議論もその批判の対象としており、きわめて限定された範囲内で確認される事柄についてサブカルチャーと社会学を牽強付会に結びつけたものにすぎないと指摘している。そして、北田の議論を含む「コミュニケーションの内容よりもそれが行われていること自体を重視する」ような一連の言説について、接続自体が目的化していると論じられる2ちゃんねるなどでも真剣な論争が行われている事例はあるとして「議論の内容」に注目すべきだと述べている。ビジネス書においては「つながり」が肯定的に捉えられるのに対し、若者論ではそれが否定的に評価される理由として、若者にとってのつながりは、それが(たとえばビジネスの世界で豊かな人脈を確保するといったような)なんらかの目的を達成するための手段として利用されているのではなく、コミュニケーションの接続自体を目的化している点にあると濱野智史は述べている。(つながりの社会性 フレッシュアイペディアより)
-
あやしいわーるどIIから見た2ちゃんねる
管理人が認めた少数の利用者が使うプロバイダ以外をすべてアクセス制限している。その制限の方法も豪快で、以前は制限されたプロバイダからのアクセスに対してブラウザクラッシャーを表示するようにしていた。そのため、IIのURLを2ちゃんねる等にコピーペーストする遊びまで起こった。よって、2ちゃんねるでは、IIというサイトは掲示板ではなくブラウザクラッシャーとして知られている。 話題は着せ替え人形や同人誌など、管理人の好む内容だけに限定されており、それ以外の話題を持ち込むとすぐにアクセス制限される。(あやしいわーるどII フレッシュアイペディアより)
-
匿名Aによる論文大量不正疑義事件から見た2ちゃんねる
2000年頃から、生命科学の分野では多くの研究不正事件が、毎年のように報告されるようになった。事件の発覚や推移にインターネットの匿名の書き込みが決定的に関与するケースが増加するようになり、2ちゃんねるなどの匿名サイトで研究不正告発を行なう行為に関心が集まるようになった。(匿名Aによる論文大量不正疑義事件 フレッシュアイペディアより)
注目ワード
キーワード一覧