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香川県立中央病院から見たサンポート高松
香川県は2000年代に入り、手狭で老朽化が著しかった当院の建て替えを計画し、現地大改修案・現地建て替え案・移転案などが検討された。2006年11月に真鍋武紀知事は「可能な限り高松市中心部」への移転新築の方針を表明した。移転候補地は朝日町の日本たばこ産業(JT)高松工場跡地、サンポート、林町の香川インテリジェントパーク、仏生山町の香川県農業試験場の4か所であったが、最終的に朝日町のJT跡地に決定した。その移転先は海沿いの埋め立て地に位置するため、津波・高潮による浸水や液状化等の災害対策が計画に盛り込まれた。立地条件に懸念を残したものの、2011年3月5日に起工式が行われた。しかし、そのわずか6日後に東日本大震災が発生。想定外の津波被害が発生したことにより、計画見直しを求める声が急激に高まった。そして6月10日、香川県は工事の一時中止を表明し、災害対策を再検証することとした。検討会議の結果、20億円の費用を伴った追加対策を行うことになり、10月6日から工事を再開し、11月9日から災害対策の工事を開始した。(香川県立中央病院 フレッシュアイペディアより)
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