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マクロライド系抗生物質から見たマイコプラズマ
抗生物質としては比較的副作用が少なく、抗菌スペクトルも広い。ことにリケッチア、クラミジアなどの細胞内寄生菌や、マイコプラズマに対しては第一選択薬となる。小児から老人まで広く処方される頻用薬の一つであるが、一方ではその汎用性が一因となってマクロライド耐性を示す微生物が増加しており、医療上の問題になっている。また、他の薬物との薬物相互作用が問題となる場合もある。(マクロライド系抗生物質 フレッシュアイペディアより)
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クラリスロマイシンから見たマイコプラズマ
クラリスロマイシンに限らず、マクロライドの基本的な用途はペニシリン系やキノロン系がアレルギーなどにより禁忌であるヒトに対する、連鎖球菌などのグラム陽性菌感染症の代替薬である。さらに、第一選択となる主なものにはベータラクタム系が無効のマイコプラズマ・リケッチア・クラミジアによる感染症がある。原型薬のエリスロマイシンがかなり臨床的な使いづらさのある薬剤(一日4〜6回も飲まなければならない、消化器症状が強いなど)であるため、クラリスロマイシンは多くのマクロライドの用途において、アジスロマイシンなどと並んで「マクロライドの顔」として広く用いられている。ほか、インフルエンザ菌への活性はエリスロマイシンよりも優れている。(クラリスロマイシン フレッシュアイペディアより)
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